スマホ画面は小さいのと大きいの、どちらが目の負担が少ないの?
“スマホやタブレット、パソコンを購入する場合、画面の大きさで機種を選ぶ人は多いはず。画面が大きければ見やすいというメリットがありますし、画面が小さければ持ち運びが便利という利点があります。それぞれにメリット・デメリットがありますが、目に負担がかかりやすいのはどちらなのでしょうか?ここではスマホの画面と目に負担のかかりやすさの関係性についてまとめてみましょう。
【スマホの小さい画面と大きい画面、どっちが目に負担がかかるの?】
スマホを日常的に使用する現代人にとって、視力の低下は1つの問題となっています。またスマホのブルーライトが目によくないと言われており、できるだけ目に負担がかからないようにスマホを使いたいという人は多いでしょう。
ではスマホの画面は小さいのと大きいのとでは、どちらが目により負担がかかるのでしょうか?その答えは「小さい画面」です。
<小さいスマホ画面は目を近づけがちになってしまう>
画面が小さいスマホの方が目に負担がかかりやすいと言われています。画面が小さくなると、表示される文字も小さくなるため、目をスマホ画面に近づけることが多くなってしまうからです。画面に近づけてみると、目の中にある「毛様体筋」が緊張することが多くなってしまい、その分、目が疲れやすくなり、近視にもなりやすくなるでしょう。ちなみに毛様体筋力は物を見る時に、ピントを調節する筋肉のことです。小さいスマホ画面よりもできる限り大きな画面の製品を使った方が、目の疲れを抑えることができるでしょう。
<近くを見る時間が増えれば増えるほど近視は進みやすくなる>
スマホを長時間使用すると、近くにある画面をずっと見続けることになります。近くを見る時間が増えれば増えるほど、近視は進みやすくなり、近視が進行すればするほど白内障や緑内障、網膜剥離、近視性黄斑症などの目の病気にかかりやすくなってしまうのです。
【近視だけではない!スマホの使い過ぎで起こる症状とは?】
スマホを使いすぎると目が悪くなって近視になるということは、皆さんよく知っています。しかしスマホの使い過ぎ、見すぎは近視だけではなく、他の症状も引き起こすのです。
近視以外の症状としては、スマホを使いすぎて「目の疲れ」が起こります。この目の疲れが悪化すると
・眼精疲労
・肩こり
・頭痛
・自律神経の乱れ
など様々な体の症状を引き起こすでしょう。
その他にも、夜間にスマホを使うと、ブルーライトの影響で体内時計が乱れてしまい、
・睡眠障害
・目覚めの悪さ
・日中のだるさ
などを感じることもあります。
【スマホを使う時はどれくらい画面から目を離すべき?】
スマホやタブレットなどを使う時には、どれくらい画面から目を離すべきなのでしょうか?基本的には画面から30㎝は離した方がよいとされています。ただスマホは画面が小さいので、どうしても目を近づけてしまう傾向があります。意識的に画面を離してみる癖をつけるようにしたいですね。
またパソコンの場合には、40~60㎝は画面から目を離すべきです。パソコンの画面を見る時には上目遣いになりがちですが、目への負担を軽減するためには少し目線を下げるのがおすすめ。上目遣いになると、まばたきが減ってドライアイの症状が悪化してしまうので注意しましょう。”Galaxy Z Flip 4(ギャラクシーZフリップ4)|折りたたみスマホ